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事務所通信

こんなときどうする? 災害時の税務上の取扱い

 夏から秋にかけては台風シーズン。風水害や地震等により法人の資産が被害を受けたときの損害額や復旧費用、被災した従業員や取引先を支援したときの支出等の多くは、当期の費用や損失として損金とすることができます。災害時によくあるケースを確認してみましょう。

 〇ケース1:被災した自社の従業員等へ災害見舞金品を支給した

 〇ケース2:取引先等へ災害見舞金等を贈った

 〇ケース3:被災地に自社製品等を贈った

 〇ケース4:取引先等へ事業用資産を供与した

 〇ケース5:取引先の売掛金等を免除した

 ただし、被災した取引先等への支援であっても、場合によっては寄附金や交際費等に該当するものもあります。

2024年8月1日


「取引先別管理」で経営の「解像度」を上げよう!

 決算書や試算表を見ていて、「表示されている勘定科目の中身をもっと細かく、リアルタイムで確認したい」と思ったことはありませんか。

 インボイス制度の導入によって、正確な会計処理を行う上で必要不可欠となったのが、自計化システムの導入と、取引先およびそのインボイス番号の管理です。同制度導入を機に定着した取引先別管理を、会計処理だけでなく経営分析にも活かしてみましょう。

 主要勘定科目等(売掛金、買掛金、売上高、売上原価、経費科目等)について取引先別管理を行うと、自社の取引状況や債権・債務の取引先別の残高確認が容易にでき、経営課題や売上・利益アップのヒントをいち早く見つけられるようになります。

2024年8月1日